気分障害で入院したら|躁鬱病で通院するのなら|家族の関わりが重要

躁鬱病で通院するのなら|家族の関わりが重要

女性看護師

気分障害で入院したら

聴診器とキーボード

気にかけられる理由は何か

躁鬱病は気分に障害を起こす疾患です。気分の浮き沈みは誰にでも起こりえることですが、それが必要以上に大きくなり、躁状態と鬱状態を繰り返すようになります。躁状態と鬱状態は、患者によって頻度や時間が異なり躁状態が長い患者、鬱状態が長い患者と様々です。躁鬱病は分類上、鬱病の一種になり、別名が双極性鬱病です。近年、鬱病患者の増加に伴って躁鬱病も増加していると考えられています。このような状況により躁鬱病は以前よりも関心を集める疾患になっています。躁鬱病は特に企業などで関心が高まっています。これはこの疾患の発症が、業務に大きな影響を与える可能性があるからです。躁状態が発症すると、患者が自分は何でもできると感じて多くの仕事をしようとします。ときには大きな仕事を勝手に受注するといったことも起こっています。これでは職場は混乱してしまうので、対策が必要になるのです。具体的な対策としては、精神科の病院と協力したメンタルヘルスケアを企業は充実させようとしています。社員の心にも目を向け心の健康を保つことが、結果的に会社にとってよいと判断しているのです。方法は簡単なアンケートから医師の問診まで社員の状況によって対応しています。

接し方を工夫しよう

躁鬱病の患者は気分が定期的に浮き沈みするので、接し方が難しいと感じる人が多いです。精神科病院のような場では、この接し方も治療環境の一環と考えられており、参考になります。鬱症状が長く出ている場合の接し方は、患者の心の燃料がどれくらい残っているかによって変わってきます。心の燃料とは、感情的なエネルギーのことで、鬱状態のときには特にこれが少なくなっている場合があります。心の燃料が非常に少ないと判断される場合は、病院への入院が必要な場合が多いです。心の燃料の減少は、自殺などの結果につながる可能性が高いからです。そのため病院に入院したら、個室にて医療スタッフとの接触も少なくし、静かに休息する必要があります。治療は他には内服だけになり、カウンセリングなども最小限です。患者に関与する人間をできるだけ減らして、患者が心の燃料を使わないようにすることが、この時期に周囲が工夫すべき接し方になります。患者が回復し心の燃料が蓄積してくると、今度は患者の状態を見ながら、活動するように促す工夫が必要になります。患者の趣味を作業療法というリハビリに取り入れるなどが実際に行われています。活動することで、生活への活力を回復させているのです。